経験記憶は、文字通り自分の経験してきた出来事に関連した記憶で、長く定着し、思い出しやすい特徴がある。
知識記憶は、人の名前とか、地名とか、本を読んだりするときに役立つが、よく「ど忘れ」を起こす記憶である。
方法記憶は、原始的な記憶で、自転車に乗るなど日常の動作を記憶している。よく「体で覚える」と表現される記憶である。
この中で、あらゆる生物が必要とする「方法記憶」は、生存する方法などを担当する最も大切なものだろう。そして、学習に活かせるのが、「理解する方法」を記憶している点である。理解する方法を覚えると、2回目以降の事柄を容易に記憶させ、かつ、前に覚えた事柄の理解も深めるという相乗効果も生み出す。
でも、眠ったまま、出歩いたりする夢遊病は、この記憶が影響してるのだろうか??
ラベル:方法記憶