海外協力隊とは、派遣された開発途上国などで生活をしながら、地域の発展に貢献する。年齢が、20〜39歳の人は「青年海外協力隊」となり、40〜69歳の人は「シニア海外協力隊」となる。必要とされる職歴や学術分野は多岐にわたり、最近では、定年退職した優秀な技術者などが’第二の人生’を求めて、シニア海外協力隊に参加するケースが増えてきた。
グローバルな視野を養いたい人、自分の技術や知識を広く役立たせたい人なんかは、検討してみては?
JICAホームページ↓
http://www.jica.go.jp/volunteer/■ 現地の人々とともに
JICAボランティア事業は、国際協力の志を持った方々を開発途上国に派遣し、途上国の人々とともに生活し、異なる文化・習慣に溶け込みながら、草の根レベルで途上国の抱える課題の解決に貢献する事業です。JICAボランティアの活動の基本姿勢は、「現地の人々と共に」という言葉に集約されています。つまり、派遣された国の人々と共に生活し、彼らの言葉を話し、相互理解を図りながら、彼らの自助努力を促進させる形で協力活動を展開していくことなのです。
■ 世界に広がるJICAボランティア
JICAボランティア事業は日本政府のODA予算により、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する事業です。開発途上国からの要請(ニーズ)に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち、「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む方を募集し、選考を経て派遣します。中でも青年海外協力隊は開始から今年で45年という長い歴史を持ち、これまでにのべ3万4000人を超える方々が参加しています。2010年1月現在でも74カ国で3,196名が活動中です。途上国でのボランティア活動へ高い志を持って参加される方をJICAは責任を持ってサポートしています。
応募できるのは応募時に20〜39歳(青年)、40歳〜69歳(シニア)の方で、日本国籍を持つ方です。募集期間は年2回(春・秋)、活動分野は農林水産、保健衛生、教育文化、スポーツ、計画・行政など多岐にわたります。自分の持っている知識、技術、経験などを生かせるのがJICAボランティアの特徴です。
派遣期間は原則2年間ですが、1ヶ月から参加できる短期ボランティア制度もあります。
(以上、JICAホームページを参照)